2015年06月
2015年06月30日
点取り屋
長男の水球の試合を見学にいきました。
今年、長男はチーム内で最高学年ということで、ポジションもセンター寄りになっていました。
カラダはまだまだ小さいほうで、泳ぎも早くないので、今までもそうだったが、この日も大した活躍もできず時間は過ぎていきました。
チームの勝利が確定的なものとなったころ、ボールが長男のところへ飛んでた。
敵のゴール前まで単独でボールを運び駒を進めていく。
シュートチャンスだ!!
心の中で「打て!打て!」と叫びました。
ワタシは、長男のシュートを今まで一度も見たことがない。
それもそのはず、今まで点を取ったこともないという。
敵チームのデフェンダーも近くに寄ってきた。
シュートが打ちにくい状況だが、打てないわけではない。
「いけー!!」心の中で叫んだ。
すると長男のとった行動はなんと、くるっと回転して味方にパスをしたのだった。。。。
チーン。。。(−−)
なにしとんねん・・・・。
長男の所属するチームには、点取り屋がツートップで存在する。
そのうちの一人にパスをしたわけだが、そのボールも敵にカットされその攻撃が終わり、その直後、試合終了のホイッスルが鳴りひびいた。
土曜日仕事を終えて帰宅すると長男も帰宅していた。
「なんで、あの場面でシュート打たへんねん。」
と聞くと、想像した通りの言葉。
「うちにくかってん・・・」
「そんなんわかってる。
でもな、勝ってる試合やで。
一点を大切にせなあかん場面ちゃうやろ・・・・。
あそこでは、”オレが決めてやる!”という思いでツッコんでシュートする場面やで。」
と話すると納得したようで、ふつふつと後悔の念がこみあがってきた様子が見て取れた。
「明日もあるんやろ。積極的にいけよ。」
という言葉を付け足すと、
力強く「うん!」と答えてくれた。
で、日曜日。
ワタシは次男のスイム練習に付き合った関係で見に行くことはできなかったが、帰ってきた長男がワタシを見つけて、まず言った一言は、「シュート決めて点とったで!」だった。
(^^)
よしよし。
チームプレーでは、「オレが、オレが」では、困る。
がしかし長男の場合、とても消極的な性格なのだ。
次男は逆に「オレが、オレが」なので、チョイ困っているのだが・・・(^^;)
別に点取り屋になる必要はないのだ。
長男には、積極果敢に前に出ることも少しは覚えてほしいと願うのである。
人生とは勝負の連続だ。
負けたとしてもその負け方も大切だ。
この荒波の社会で生きていくうえでの”強さ”を彼はこの水球で少しずつでも学んでいるように見て取れた。
次回の試合観戦が楽しみだ。
(^^)
今年、長男はチーム内で最高学年ということで、ポジションもセンター寄りになっていました。
カラダはまだまだ小さいほうで、泳ぎも早くないので、今までもそうだったが、この日も大した活躍もできず時間は過ぎていきました。
チームの勝利が確定的なものとなったころ、ボールが長男のところへ飛んでた。
敵のゴール前まで単独でボールを運び駒を進めていく。
シュートチャンスだ!!
心の中で「打て!打て!」と叫びました。
ワタシは、長男のシュートを今まで一度も見たことがない。
それもそのはず、今まで点を取ったこともないという。
敵チームのデフェンダーも近くに寄ってきた。
シュートが打ちにくい状況だが、打てないわけではない。
「いけー!!」心の中で叫んだ。
すると長男のとった行動はなんと、くるっと回転して味方にパスをしたのだった。。。。
チーン。。。(−−)
なにしとんねん・・・・。
長男の所属するチームには、点取り屋がツートップで存在する。
そのうちの一人にパスをしたわけだが、そのボールも敵にカットされその攻撃が終わり、その直後、試合終了のホイッスルが鳴りひびいた。
土曜日仕事を終えて帰宅すると長男も帰宅していた。
「なんで、あの場面でシュート打たへんねん。」
と聞くと、想像した通りの言葉。
「うちにくかってん・・・」
「そんなんわかってる。
でもな、勝ってる試合やで。
一点を大切にせなあかん場面ちゃうやろ・・・・。
あそこでは、”オレが決めてやる!”という思いでツッコんでシュートする場面やで。」
と話すると納得したようで、ふつふつと後悔の念がこみあがってきた様子が見て取れた。
「明日もあるんやろ。積極的にいけよ。」
という言葉を付け足すと、
力強く「うん!」と答えてくれた。
で、日曜日。
ワタシは次男のスイム練習に付き合った関係で見に行くことはできなかったが、帰ってきた長男がワタシを見つけて、まず言った一言は、「シュート決めて点とったで!」だった。
(^^)
よしよし。
チームプレーでは、「オレが、オレが」では、困る。
がしかし長男の場合、とても消極的な性格なのだ。
次男は逆に「オレが、オレが」なので、チョイ困っているのだが・・・(^^;)
別に点取り屋になる必要はないのだ。
長男には、積極果敢に前に出ることも少しは覚えてほしいと願うのである。
人生とは勝負の連続だ。
負けたとしてもその負け方も大切だ。
この荒波の社会で生きていくうえでの”強さ”を彼はこの水球で少しずつでも学んでいるように見て取れた。
次回の試合観戦が楽しみだ。
(^^)